東京・中央区で20日夜、原付バイクを運転する22歳の男性がひき逃げされ、そのままおよそ500メートル引きずったまま走行し死亡させたとして、青木敬太容疑者(53)を現行犯で逮捕されました。
今回は事件の概要、青木敬太容疑者の顔画像、事件現場と罪の重さをまとめてみました。
事件の概要
20日午後11時40分ごろ、東京都中央区の都道でミニバイクが後方から走行してきたダンプカーに衝突され、ミニバイクを運転していた埼玉県久喜市青葉の自営業、ズッシ・ディペース陸さん(22)が搬送先の病院で死亡が確認された。警視庁築地署は道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、ダンプカーの千葉県鎌ケ谷市西佐津間、会社員、青木敬太容疑者(53)を現行犯逮捕した。
築地署によると、青木容疑者は事故後、約500メートル先までダンプカーにミニバイクを巻き込んだ状態で逃走。信号待ち中に警察官に呼び止められ、逮捕された。同署は自動車運転処罰法違反(危険運転致死)容疑でも調べる方針。現場は片側3車線の見通しのよい直線。
引用:sankei.com/
なお、今回の事件容疑者の本人は「飲んだ量を覚えてない」と供述しております。
酒気帯び運転でしかも事故を起こすだけでなく、巻き込んで逃走なんて非常に危険ですね。
なお、その後の調べで、缶チューハイ2本が助手席から発見された模様です。
青木敬太容疑者の顔画像
今回、青木敬太容疑者の顔画像はこちらになります。
なお、SNSに関する情報は特定することができませんでした。
詳細が入り次第、こちらに載せていきたいと思います。
青木敬太容疑者のプロフィール
名前 | 青木 敬太 |
年齢 | 53 |
住所 | 千葉県鎌ケ谷市西佐津間 |
職業 | 運転手 |
ダンプカーを運転するところから、トラック運転手かと思われます。
事件現場は?
事件現場は「東京都中央区築地」とのことです。
罪の重さ
酒気帯び運転は法定刑は3年以下の懲役又は50万円以下の罰金と定められているようです。
酒気帯び運転だけの場合には、執行猶予がつくことが多いのですが、過去10年以内に酒酔い運転や酒気帯び運転での前科がある、他の罪でも前科があるなど、遵法意識が希薄であると捉えられるおそれのある事情がある場合には、執行猶予がつかない可能性もあります。また、交通事故を起こした場合に酒気帯び運転が発覚するケースも多く、この場合は、交通事故についての処分がありますので、当然のことながら、処分が厳しくなる可能性が高いと言えます。
引用:keiji.legalcommons.jp/
また、それより重い酒酔い運転は以下になります。
酒酔い運転の罪の法定刑は5年以下の懲役又は100万円以下の罰金と定められています。酒気帯び運転と比べても、重い罪なのですが、酒気帯び運転と同様に、酒酔い運転の罪だけでは、一度目から実刑となる場合は少ないと言えます。これは、飲酒量の違いにより犯罪類型が異なってくるという酒酔い運転と酒気帯び運転の要件から、処分に差がつけづらいところに原因があるのではないかと考えられるところです。もっとも、前科がある場合には、執行猶予がつかない可能性があることは酒気帯び運転と同様です。
しかし、基本的には酒気帯び運転よりも多くのアルコール血中濃度がある場合に適用される罪ですので、その危険性は高く、処分は原則として重くなります。また、運転制御が酒気帯び運転よりも困難となりますから、交通事故をおこす可能性が高く、これにともなって発覚するケースも多いといえますので、その点も考慮すると、結果的に重い処分を課されるおそれは高いといえます。
引用:keiji.legalcommons.jp/
なお、今回切り替わる恐れのある危険運転致死罪は以下になります。
アルコールや薬物の影響により,道路状況や交通状況に応じて適切な運転をすることが出来ない状態で自動車を運転し,人に死傷を負わせると,危険運転致死傷罪が適用されることになります。
平成28年に,危険運転致死傷罪によって起訴された人員の総数は416人であり,そのうち156人がアルコールや薬物の影響で,正常な運転が困難な状態で自動車を運転して人を死傷されたとして起訴されており,危険運転致死傷罪で起訴された人員のうち最も多い類型といえます。
引用:t-nakamura-law.com/
ネットの声
道交法違反じゃなくてさ~殺人だろこれ。
数倍のアルコール建築会社社員、青木敬太容疑者(53)ダンプがバイクをはねて逃走 火花散らしながら走行する様子を発見 #ldnews https://t.co/8Dgl4MFWPj
— ちんちくりん (@poo8764) March 21, 2020
許せない…
10トントラック乗りながら酎ハイとか事故で扱わないでほしい
明らかに故意なのだから殺人で扱ってほしい
政府はコロナで大変だろうけど落ち着いたら早急に道交法改正に取りかかってほしい#飲酒#ひき逃げ#酒気帯び運転#青木敬太 容疑者https://t.co/avwF6LsvtD
— 佐藤亜衣 相互&フォロバ100% (@trend7news) March 21, 2020
など、起こした事件に対して非常に厳しい声が挙がっています。
なお、元警視庁刑事の人からは以下の言葉が挙げられました。
「運転中に飲んでいたとすれば言語道断ですが、この運転手は自暴自棄になっていた可能性があります。事件とは直接関係ありませんが、コロナショックによる経済の停滞で、ドライバーの仕事が減っています。先行きが不安になって、ヤケ酒をする人が出てこなければいいのですが……」
引用:headlines.yahoo.co.jp/
まとめ
車を運転する職業についておきながら、今回の事件を起こしたことはとても許されることではありません。
犯人には更生を願います。